ただただ、読んだ本に感謝しつつ
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『一夢庵風流記』
ということで 前回の記事で書いた通り 書いた後、 読み直ししてみました。 ある意味で宣言ですね これじゃぁ でも 自分の書いたものですから、 恥ずかしさが見えにくいのですが、 こればかりは仕方ないですね。 まぁまぁ 脱線はこのぐらいで 感想感想 『一夢庵風流記』 今にして思うと 小説のタイトルが 内容を難しそうな 雰囲気にさせているような そんな気がします もし マンガの原作じゃなかったら 私自身 手にしていたか 判りません。 この小説は 週刊少年ジャンプで 連載されていた 『花の慶次』の原作 舞台もやられたみたいですね 先日 書かせていただきましたが 小説初心者の方は こういう 他のジャンルに 作品が派生しているものを おすすめします 派生したもの (マンガ、ドラマ、映画、演劇など) を見てから あらためて 原作を読まれると より文章から イメージしやすく 読みやすくなるかと 思います またも脱線しますが 原作を先に読んでから 派生した作品を 読んだり見たりすると 違和感が生じます 小説は 読み手となる読者の 想像力が 物語りの面白味を 大きく左右します マンガのアニメ化で キャラクターの声に 違和感を感じたりする あんな感覚なのですが さて 『一夢庵風流記』ですが 主人公は 前田慶次郎利太 という武士 マンガ 『花の慶次』で 一躍、 有名な人に なってしまいました 歌舞伎者という 異風の姿や形式、 服装などを好む といわれる 普通とか 一般的な行動を あえて退ける傾向にあり 生きたいように 生きることに 命をかけるような 部類の人物 今でいうと ちょっと意味合いが異なりますが 学生時代に不良と呼ばれた方々の 気風に似ているのではなかろうか そう感じます。 格好良さだったり 若干ずれていたとしても そこに魅力を感じているから 自分の意思を通そうとする そんな感覚 誰しも心に占める割合や 周囲にさらす度合いは違いますが その度合いが 強い傾向にある人々の総称 と思います 前田慶次郎は 昨年 大河ドラマで有名になった 直江兼続と 深い親交があり 少し前になりますが 同じく大河ドラマになった 前田利家の 義理の甥という人物 どちらかというと おとなしくしていれば かなり良い暮らしができた 身分のはずですが 主人公 前田慶次郎は この環境から離れて 良くも悪くも 自由な世界に 飛び出すことで 物語りが始まり 時代に 近く遠く関わりつつ 物語りは進みます 時代は 豊臣秀吉の政権下 ようやく 大規模な戦闘が減少し 平和が近づきつつある そんな時代から 江戸時代の開幕近辺まで この間の 大きな出来事というと 小田原の北条攻めや 刀狩り、 朝鮮出兵、 関ヶ原の合戦、 なんかが有名ですが こういう時代背景も ちゃんと 押さえられ進みます 私が特に好んでいるのは 前田慶次郎の行動 過激なイタズラが好きで やってることは途方もないのに その動機が純粋なんですよ だから筋が通ってる 『少年のままの大人』 この言葉が 似合う人物なのではと 感じてます 真面目過ぎて 正直過ぎる心根と そんな純粋過ぎるゆえの 憤りと行動に ついつい 惹き込まれてしまう 思わず 前田慶次郎のように生きたい そう感じてしまうほどに 心と時代に 順応していて 羨ましくなるんですよね どうしても 純粋でいると 成り立たないと感じて 押さえ込んでしまうので なかなか 真似できないんですけど 何度となく読みましたが 読む度に 違った感覚を覚えるのは 私自身が 時を経て 感じる部分が 増えているから かもしれませんが 読む度に心に響きます 自分を振り返り 自分の行いに 恥ずかしさがないかと 体裁を恥じる気持ちや 純粋さと行動力の 大切さを これを読むと よく感じます うまくまとまりませんが 一つ言えるのは この本は 出来る限り 近くに置いておきたい そんな一冊です あぁ 拙い文章過ぎて 魅力の端っこも 説明しきれていませんが また書きたいと思います ではでは 明日のあなたが 幸せでありますように 明日のあなたが 幸せに気付きますように 2010/02/26 ~2010/03/06 池田修一 PR |
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